投資で一番重要なことは実は単純で「感情的にならない」ことなんだよね。もちろんJINくんも知ってるよね?JINくん?
うわあああ今日も暴落だああああああ!このクソ株が!
やっべ!今日は爆益!人生バラ色すぎてお前らすまんな!
この株は死ぬまで離さないって決めてたんだお!!
一度落ち着いておじさんの話聞こうか
みなさん自分が保有する株に対して極度の愛着を感じていませんか?
実はこれ、投資家が陥りやすい心理的バイアスなのだと言います。
投資家が気をつけなければならない「授かり効果」と「ディスポジション効果」。これらの認知バイアスについて、英投資管理会社『バークレイズウェルス』の行動ファイナンス責任者・Rob Smith氏が解説していました。
今回はこちらの記事を紹介していきたいと思います。
ソース先
Are you too emotionally attached to your shares? The ‘endowment effect’ explained by a behavioural finance expert and three ways to fight it
「授かり効果」とは
英語には「手の中の一羽の鳥は藪の中の二羽の価値がある」という諺があります。不確実な将来の利益を期待するより実際に手元にあるものが大切という意味で、日本語では「明日の百より今日の五十」などと訳される教訓です。
この諺は突き詰めれば、自分の所有物を必要以上に高く評価してしまう認知バイアス「授かり効果(Endowment Effect)」の概念を含んだものです。
授かり効果(endowment effect)とは:
自分が所有しているものを高く評価し手放したくないと考える心理的バイアスのこと。自分の所有物を高く評価するのは、それを失うことによる損失を意識しすぎるのが一因。
ここで言う所有物とは絵画などの有形物だけでなく株式投資などの無形物も対象となります。
ついつい我々は「手に入れたものを失いたくない」と考えてしまいますが、専門家らによれば、これは人間の本質に深く根ざした思想なのだそう。
例えば、自分が持っているものを諦めなければならない場面で我々は強い喪失感を覚えます。しかし何か買わないことを決断をした際には同じ気持ちは湧いてきません。
我々は失うことを嫌悪し、自分の持ち物により高い値打ちをつけてしまうのです。
マグカップ実験で示された「授かり効果」
「授かり効果」を如実に示した有名な実験があります。ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者・Daniel Kahneman氏による”マグカップの実験”です。
自分がプレゼントされたマグカップをいくらで売りたいか尋ねられた被験者は7.12ドルの値をつけました。しかしそれを所有していない場合、いくら払ってこのマグカップを購入したいか尋ねられると、2.87ドルの値しかつけなかったのです。
マグカップ自体に特別な思い入れはないはずですが、人は一度でも所有してしまうと、同じマグカップに2倍以上の価値を感じたのでした。
この「授かり効果」と密接に関連した考え方に、「ディスポジション効果(Disposition Effect)」というものがあります。
「ディスポジション効果」とは
リスク・リターンが適切でない投資対象を保有し続ける傾向を「ディスポジション効果」と呼びます。
投資家は「いつかプラスに転じるだろう」と期待して、利益を生み出してくれる銘柄よりも、赤字を出す銘柄を”可愛がって”しまう傾向があります。
ディスポジション効果(Disposition Effect)とは:
将来性がないにもかかわらず、含み損のある株を保有(塩漬け)し続けてしまう心理的バイアスのこと。逆に含み益を持つ株式は早くに売却してしまう
これらの偏見とも言うべき認知バイアスに陥ってしまうと、ポートフォリオに大きな影響を与えてしまう可能性があります。あなたは果たして大丈夫だと言い切れるでしょうか。
「授かり効果」は自分の持ち株を過大評価してしまうこと
「ディスポジション効果」は将来性ない株を塩漬けしてしまうこと
って、どっちも思い当たるボクどうしたらいいんだお
そういえばFXでも両建て・塩漬けしてずっと含み損抱えてますけど、将来性のないポジションに愛着が湧いて過大評価しつつ塩漬けしてるって認識でいいんですか!?
いや、あれはただヘタで損切りできないFXおじさんの成れの果てです
ってやかましいわ!どうにかしてくれ
なっ、夏枯れ相場がきっとどっちかのポジションを救ってくれるはずデース!
ちなみに僕が使っているみんなのFXは両建ての証拠金がどちらか片方(大きい方)だけで良いっていう特徴のあるFX業者さんです!
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あなたは「授かり/ディスポジション効果」に陥っている?
保有銘柄に愛着を持ち始めると「授かり効果」や「ディスポジション効果」の認知バイアスに陥るリスクが増えます。
以下にあてはまる人は危険信号が灯っていることを自覚しましょう。
認知バイアスに陥っている人の特徴
- 保有銘柄に愛着を感じてしまう
- 投資先企業や同社の過去の財務実績に感情的つながりを感じてしまう
- 保有銘柄を今の値段では買いたいとは思わない
自分が投資する会社につながりを感じることは必ずしも悪いことではありません。しかしながら、あなたの感情があなたの判断にどの程度影響を及ぼしているのか自分で強く意識する必要があります。
自分の保有銘柄を他のポテンシャルある銘柄と積極的に比べていかなければ、これら認知バイアスの餌食になり、みすみすチャンスを逃してしまうでしょう。
自分が認知バイアスに陥っているか分からない?それでは、自分の保有銘柄を保有していないフリをしてみましょう。「まだその株を所有していないと仮定した上で、自分は現在の価格で買いたいと思うか」自問してみるのです。答えがノーなら、あなたは認知バイアスの影響を受けていると言えます。
「授かり/ディスポジション効果」に陥らないためには
それではどうすれば感情的な偏見を克服し、保有銘柄の正しい価値を見極めることができるのでしょうか。実践的な方法をいくつか紹介します。
関連銘柄から適正価格を探る
まずは自分が保有していない関連銘柄に目を向けてみてください。その上で自分の保有銘柄を「自分がいま買うならばいくらが適正か」「いくらが合理的な価格か」を考えるようにしてみましょう。
その価値が現在の価格よりも低ければ、売却を検討する必要が出てきます。
リスク1単位当たりのリターンを比較する
次にその銘柄を握り続けることでいくら失ってしまう可能性があるのか経済的価値(機会費用)について一考してみましょう。他の銘柄の方がリスク調整後リターン(リスク1単位当たりのリターン)が優れていれば乗り換えを考えてもいいでしょう。
同程度のリスクを持つ銘柄であれば、利回り5%のものよりも8%のが良いはずです。このように数字で考えれば、認知バイアスを克服しやすくなります。
感情をコントロールして企業の真価を問う
自分が保有する株は親族から受け継いだものかもしれません。もしくは若い頃に働いた会社だったり、自分が気になる問題に取り組んでいる企業の場合もあるでしょう。
特にESG投資に関しては金銭的利益以外の動機で購入している人も多いはずです。
ESG投資とは:
環境・社会・企業統治に配慮した企業を重視・選別して行なう投資のこと。ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業特性を持っている。
これらの銘柄を保有するのは極めて健全であり非常に理解もしやすいですが、投資先への感情的な愛着は意思決定能力を損なうリスクがあることを肝に銘じておきましょう。
できる限り感情に左右されず、企業の真価に基づいて、冷静に投資判断をしていくべきです。
自分の感情を理解することで、人は初めて自分のポートフォリオを安全に管理できるようになると言っても過言ではありません。
「授かり効果」や「ディスポジション効果」といった心理的バイアスに影響されていては合理的な投資行動を取ることは困難です。そこで前述した方法で保有銘柄の価値を見極め、最適な売却時期を逃さないよう努めていくことが重要になってきます。
うんうん、市場動向・銘柄分析に比較ね。ボクが日頃YouTubeでやってることだわ
感情をわざと爆発させて視聴者に冷静さを取り戻させる高度な技も・・すべて計算通りなのだからッ!!
確かに定期的に現物株を利確しているみたいだからコントロールできてるっぽいよね。あくまでも現物株は。
あとCFD取引なら個別株よりも感情を持ちにくいからコントロールしやすいよ。
GMOクリック証券のCFD口座で米国株の株価指数(NYダウ、ナスダック、S&P500)とかを買って売ってを繰り返してるけど結構儲かってるわ
他にも色々と投資できるから、持ってない人は作っておいてもいいかもね。下のバナーから口座開設できるンゴ
いま上海総合指数とか香港ハンセン指数の含み損凄くありませんでしたっけ?
いや、あれはいつかプラスに転じる。大丈夫。長い目で見れば大丈夫だから(ディズポジション効果)
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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