NASDAQがリバランス実施で大きく変化!投資家のポートフォリオに与える影響とは?

超大型株がデカくなりすぎたからNASDAQがポートフォリオを調整するんだって

 

いわゆるリバランスってやつ!投資家にどんな影響があるのか解説します!

 

ふぅ今日もひと仕事してしまったぜ

君はいつもドヤってるだけだけどね


アメリカにあるナスダックという株式市場は、7月24日に株価の計算方法を少し変えることにしました。
この株式市場では、アップルやマイクロソフトなどの大きな会社の株がとても人気です。

しかし、それらの会社の株があまりにも高くなりすぎると、他の会社の株の動きがわかりにくくなってしまいます。
だから、ナスダックは大きな会社の株の影響を小さくする、いわゆるNASDAQ指数の「特別なリバランス」を実施することにしたようです。

ソース先

Nasdaq is making a big change to its most popular index. Here’s how it might impact your portfolio.

https://www.marketwatch.com/story/nasdaq-is-making-a-big-change-to-its-most-popular-index-heres-how-it-might-impact-your-portfolio-6813869e

目次

NASDAQがリバランスを実施

アップルやマイクロソフトなど巨大企業の急成長により、これらの大型ハイテク銘柄はNASDAQにとって大きすぎる存在になってしまいました。

そこで同取引所は今月7日、NASDAQに”若干の変更”を加えることを決定しました。

NASDAQは7つの会社(Apple、Microsoft、Alphabet(google)、Amazon、NVIDIA、META、TESLA)がとても強いです。その7つの会社の株の価値は、NASDAQにあるすべての会社の株の価値の半分以上になっています。
でも、それはちょっと不公平だと思いませんか?

なのでNASDAQは7月24日に、7つの会社の株の力を小さくして、他の会社の株の力を大きくすることにしました。
これでNASDAQにある企業の株はもっとバランスよくなると思います。

ナスダックは時々、株の力を調整することがあります。今回は3回目です。
でも、今回みたいに大きく調整することはめったにありません。

リバランスとは
分散投資するポートフォリオ運用において資産を再配分すること。株式、債券、投資信託などの価格が上下することによって、当初の割合が崩れてしまったポートフォリオを元の状態に戻すことを指す。

株式市場にとって重要な時期に行われる

今回のリバランスは極めて重要な時期に行われようとしています。

NASDAQ100は年初来40%上昇していますが、これは主に2023年の米国株式市場の上昇の大部分を牽引した少数の巨大テクノロジー銘柄”壮大なる7銘柄(The Magnificent Seven)”のおかげでした。

壮大なる7銘柄(The Magnificent Seven)
米国株市場における”マグニフィセント・セブン”は、”ビッグ・セブン”とも称される主要テクノロジー企業7社を指す。GAFAM(『アップル(AAPL)』『マイクロソフト(MSFT)』『アルファベット(GOOGL)』『アマゾン(AMZN)』『メタ(META)』)の5銘柄に、『エヌビディア(NVDA)』と『テスラ(TSLA)』を加えた計7銘柄のこと。

これらの株が上昇したことでNASDAQ100は2022年1月中旬以来の最高水準に押し上げられており、巨大ハイテク企業が去年の損失のほぼすべてを取り戻し、まもなく2022年11月からの過去最高値に向かう可能性があることを意味します。

大手7社の比重が下がる

リバランスをどのように実現するかは今のところ不明ですが、最大手銘柄の合計ウェイトを40%未満に抑えることが目標だとNASDAQは発表しています。

UBSグループ在籍のアナリストによれば、テスラ社が7月初旬にNASDAQ時価総額の4.5%を超えたことがリバランス発表の引き金となったとのこと。

再配分の影響についてはこう推測しています。

四半期ごとの見直しでは、4.5%を超える有価証券の合計ウェイトを40%に設定することが求められます。NASDAQがそのようなアプローチを取るのであれば、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、アルファベット、アマゾン、テスラの比重が下がると予想されます。


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リバランスが投資家に与える影響とは

NASDAQのリバランスが投資家にどのような影響を与えるのか。ここからはQ&A形式で探ってみましょう。

「米国株の勢いを殺すか?」

リバランスが米国株の勢いを殺す可能性は低いです。

今回のことで”壮大なる7銘柄”の株価上昇が停滞することは考えられますが、少なくともその原因はリバランスではないことを歴史が示しています。調査会社データトラックリサーチの共同創設者・Nicholas Colas氏はこのように説明していました。

過去2回行われたリバランスは2011年と1998年でした。どちらもNASDAQ100やハイテク株の強気相場の終焉を示すものではありませんでした。本当に、それを起こすような素振りすら見せませんでした。

また投資信託の専門家らも、リバランス前後は当面「比較的穏やかな取引になるだろう」と予想しています。

「投資家にどのような利益をもたらすか?」

壮大なる7銘柄”はとても儲かっていますが、株を持っている人にお金をあまり分けてくれていません。
しかし他の会社は株を持っている人にお金をもっと分けてくれます。

だから、NASDAQが7つの会社の株の力を小さくすると、株を持っている人はもっとお金をもらえるようになります。
それは、NASDAQにある会社の株をまとめて買うことができる商品(NASDAQ連動ETFや投資信託など)の値段や利益にも良い影響を与えます。

「短期的に費用は発生するか?」

短期的には何らかの費用が発生する可能性はあります。

NASDAQの新しい比重については事前に発表されますので、株を売買する人はその変化に合わせて準備ができます。また、その変化を利用してお金を稼ごうとする人もいます。

でも、その人たちがお金を稼ぐということは、どこかの誰かがお金を失うということです。
その誰かとはこのケースで考えると、NASDAQにある会社の株をまとめて買うことができる所、つまりインベスコQQQのファンドマネージャーかもしれません。

資産運用会社ウェルスマネージャーNDVRのRoni Israelov社長はこう明かしていました。

利益を期待して、インデックスに流動性を提供する戦略を取るプロップトレーダーやヘッジファンドが存在します。流動性を提供することで利益を得ているのであれば、その利益はファンド投資家によって支払われることが期待されます。

少なくとも今のところ市場はリバランスのニュースを順調に受け止めているようです。超大型ハイテク株はリバランス発表翌週に急落したものの、その後は損失を取り戻しています。


連動ファンドの配当金が増えて、ビッグテックの株価上昇が停滞する可能性は低いと。僕たちが慌てて対応する必要はなさそうですね

 

でも個人でもポートフォリオのリバランスは重要だから怠らずにやるんだぞ!

でも君そんなのやってないじゃん

 

えへっバレちゃった

もうJIN君ってば//

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