10月16日週の経済指標と気にしておくべきこと

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注目経済指標

2023年10月16日~10月20日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね

2023年10月16日(月曜日)

◆月曜日はアメリカでニューヨーク連銀製造業景気指数の発表があります。

製造業約200社を対象に、現況と半年後の景況感についてアンケート調査を実施して指数化したものです。

最近はこういった指標でよく動きがちなので、注意して見ておくようにしましょう。

  • 21時半:🇺🇸10月ニューヨーク連銀製造業景気指数 予想:-7.0、前回:1.9

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月17日(火曜日)

◆火曜日はニュージーランドでCPIの発表があります。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 6時45分:🇳🇿7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前期比) 予想:1.9%、前回:1.1%
  • 6時45分:🇳🇿7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比) 予想:5.9%、前回:6.0%

タカ派の姿勢を維持しつつ積極的に利上げしてきたNZですが、前年同期比で見ると未だに高い状態が続いています。

世界の情勢不安が続くこともあり、原油価格が高くなれば再インフレも視野に入れなければなりません。

動くかもしれない金融商品:ニュージーランドドル関連通貨ペア

あとはオーストラリア準備銀行(中央銀行)の金融政策会合議事の要旨の発表があります。

オーストラリア準備銀行(RBA)の金融政策委員会の記録が公開されます。

予想以上にタカ派な内容の場合は豪ドルの買い材料となり、ハト派な内容の場合は売り材料と解釈される事が多いです。

  • 9時半:🇦🇺豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

あとはイギリスで失業率の発表があります。

失業率は文字通りどれだけの割合で人が職を失っているかというものです。インフレ具合を測るのにそこそこ重要なので英ポンドを取引している人達は注目しておきましょう。

  • 15時:🇬🇧9月失業率 前回:4.0%
  • 15時:🇬🇧8月失業率(ILO方式) 予想:4.3%、前回:4.3%
  • 15時:🇬🇧9月失業保険申請件数 前回:0.09万件

また、ILO方式というのは国際労働基準(International Labour Organization)に基づいた失業率の事です。今回発表されるのは7月分なので、そのギャップで雇用状況がどうなっているかを測る事ができます。

さらに失業保険申請件数は職がない人たちが申請するものなので、増えていると景気が悪くなっているという指標になります。こちらも要注目ですね。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとはアメリカで小売売上高の発表があります。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

インフレ加速懸念がある現状では★3に分類されているほど注目度は高いです。

  • 21時半:🇺🇸9月小売売上高(前月比) 予想:0.3%、前回:0.6%
  • 21時半:🇺🇸9月小売売上高(除自動車)(前月比) 予想:0.2%、前回:0.6%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

あとはカナダでCPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

カナダのインフレ率はアメリカのインフレ率を測るために注目されることもあるので、カナダのインフレ状況は見ておいて損はないでしょう。

  • 21時半:🇨🇦9月消費者物価指数(CPI)(前月比) 予想:0.0%、前回:0.4%
  • 21時半:🇨🇦9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:3.9%、前回:4.0%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア、米ドル関連通貨ペア(カナダとアメリカは経済的に似たような傾向にあるため)

2023年10月18日(水曜日)

◆水曜日は中国でGDPの発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 11時:🇨🇳7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比) 予想:4.5%、前回:6.3%
  • 11時:🇨🇳7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比) 予想:1.0%、前回:0.8%

このところ中国経済があまり良くないので政府が追加で緩和に走るかも、という報道が相次いでいます。

GDPの予想値からも見て取れる通り景気悪化が数字にも現れているので、ドル売りや米国債売りなどを行う可能性があることから、ドル安要因になると見ておいて良いかなと思います。

動くかもしれない金融商品:中国元関連通貨ペア、中国株、オーストラリアドル関連通貨ペア

◆あとは中国で小売売上高の発表があります。

小売売上高については先述したとおり、経済が好調かどうかを示す指標となります。

  • 11時:🇨🇳9月小売売上高(前年同月比) 予想:4.9%、前回:4.6%
  • 11時:🇨🇳9月鉱工業生産(前年同月比) 予想:4.3%、前回:4.5%

前述した通り、中国の景気次第では政府が追加緩和する可能性がありますのでこちらも要注目です。

動くかもしれない金融商品:中国元関連通貨ペア、中国株、オーストラリアドル関連通貨ペア

◆あとはイギリスでCPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

  • 15時:🇬🇧9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 予想:6.0%、前回:6.2%
  • 15時:🇬🇧9月消費者物価指数(CPI)(前月比) 予想:0.4%、前回:0.3%
  • 15時:🇬🇧9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:6.6%、前回:6.7%

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆あとはユーロでHICPの発表があります。

欧州の消費者物価指数はCPIではなくHICP(Harmonised Indices of Consumer Prices)と表記します。これは調和消費者物価指数と呼ばれ、EU基準の消費者物価指数を算出したものです。

  • 18時:🇪🇺9月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比) 予想:4.5%、前回:4.5%
  • 18時:🇪🇺9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) 予想:4.3%、前回:4.3%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆あとはアメリカで建設許可件数と住宅着工件数の発表があります。

アメリカの国民が家を建てているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。

減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

  • 21時半:🇺🇸9月建設許可件数(年率換算件数) 予想:145.0万件、前回:154.3万件(154.1万件)
  • 21時半:🇺🇸9月建設許可件数(前月比) 予想:-5.9%、前回:6.9%(6.8%)
  • 21時半:🇺🇸9月住宅着工件数(年率換算件数) 予想:138.6万件、前回:128.3万件
  • 21時半:🇺🇸9月住宅着工件数(前月比) 予想:8.0%、前回:-11.3%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月19日(木曜日)

◆木曜日はオーストラリアで新規雇用者数と失業率の発表があります。

オーストラリアの雇用統計です。雇用の悪化が予想されており、豪ドル売りに繋がる可能性があります。

  • 9時半:🇦🇺9月新規雇用者数 予想:2.00万人、前回:6.49万人
  • 9時半:🇦🇺9月失業率 予想:3.7%、前回:3.7%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆あとはアメリカでフィラデルフィア連銀製造業景気指数の発表があります。

製造業景気指数については先述したとおり、現況と半年後の景況感についてアンケート調査を実施して指数化したものです。

最近はこういった指標でよく動きがちなので、注意して見ておくようにしましょう。

  • 21時半:🇺🇸10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 予想:-6.9、前回:-13.5

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとはアメリカで中古住宅販売件数の発表があります。

先述した建設許可件数と住宅着工件数とほぼ同じです。

減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

  • 23時:🇺🇸9月中古住宅販売件数(年率換算件数) 予想:388万件、前回:404万件
  • 23時:🇺🇸9月中古住宅販売件数(前月比) 予想:-4.0%、前回:-0.7%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとはアメリカの中央銀行(FRB)パウエル議長の発言があります

  • 25時:🇺🇸パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

パウエル議長の発言についてですが、最近要人が利上げ不要論を唱えていることもあって今回はそこに注目が集まるものと思われます。

とはいえ前週発表されたCPIの数値が予想通りだったことを踏まえると、年内あと1回の利上げという路線は変更しないのではないかな、とも考えています。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月20日(金曜日)

◆金曜日は日本でCPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

  • 8時半:🇯🇵9月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:3.0%、前回:3.2%
  • 8時半:🇯🇵9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 予想:2.7%、前回:3.1%
  • 8時半:🇯🇵9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) 予想:4.1%、前回:4.3%

注目の日本の消費者物価指数(CPI)、いわゆるインフレ率ですね。

これが増加していればマイナス金利政策の解除をするのに十分な理由付けができるとは思いますが、なんと予想はインフレ鈍化。

まだまだ金融緩和が続く・・・のかもしれません。

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

◆あとはイギリスで小売売上高の発表があります。

小売売上高については先述したとおり、経済が好調かどうかを示す指標となります。

  • 15時:🇬🇧9月小売売上高(前月比) 予想:-0.3%、前回:0.4%
  • 15時:🇬🇧9月小売売上高(前年同月比) 予想:-0.1%、前回:-1.4%
  • 15時:🇬🇧9月小売売上高(除自動車)(前月比) 予想:-0.3%、前回:0.6%
  • 15時:🇬🇧9月小売売上高(除自動車)(前年同月比) 予想:-0.3%、前回:-1.4%

ここ最近では悪化してきているものの、前年同月比で見ると改善しているという強弱入り交じる予想になっています。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆あとは日本で上田日銀総裁の発言があります。

  • 15時35分:🇯🇵植田和男日銀総裁、発言

日本のマイナス金利政策の解除が年明けか年末か、いつ行われるかの報道が錯綜していますが、この日の発言においてそのあたりに言及があるかどうかという点に注目したい所です。

もし早まればもちろん日本円が買われる要因になります。 とはいえもし発言が無かったとしても円売りに繋がるわけではなく、円買いのタイミングがずれ込む、ぐらいに思っておくと良いでしょう。

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

◆あとは香港でCPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

  • 17時半:🇭🇰9月消費者物価指数(CPI)(前年比) 予想:1.8%、前回:1.8%

動くかもしれない金融商品:香港ドル関連通貨ペア、ゴールド

◆あとはカナダで小売売上高の発表があります。

小売売上高については先述したとおり、経済が好調かどうかを示す指標となります。

  • 21時半:🇨🇦8月小売売上高(前月比) 予想:-0.2%、前回:0.3%
  • 21時半:🇨🇦8月小売売上高(除自動車)(前月比) 予想:-0.3%、前回:1.0%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

今週は日本・イギリス・欧州・香港のCPIが発表されるCPIウィーク!
各国のインフレ率がどうなってるかを見極める週になりそうだよ!

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気にしておくべきこと

先週はアメリカでCPIの発表がありました。

[ワシントン 12日 ロイター] – 米労働省が12日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、家賃やガソリン代主導で上昇したが、基調的なインフレの伸び鈍化を示唆した。基調的なインフレ圧力の着実な緩和は連邦準備理事会(FRB)が来月利上げを見送るとの見方を支えた。

ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/6CBFNPLZWFI4BHQRJSHA6WNPKA-2023-10-12/

結果は予想通りでしたが、コア指数(前年同月比)は前月の4.3%から鈍化して4.1%と伸びはここ2年で最少となりました。

加えて長期国債利回りは下落傾向なことを考えると、このままドルが上昇していくとは考えづらい展開になると思われます。

これらを踏まえるとドル円は前週に引き続き150円を抜けるかどうかの攻防に加えて為替介入の有無を気にしておく必要がありそうです。

また中東の戦争懸念から相場が全体的にリスクオフの傾向にあります。

リスクオフの相場になるとリスク資産(株や特定の為替)は売られ、安全資産(ゴールドや米ドル)が買われる傾向にあります。

こうしたヘッドライン相場(報道の見出しだけで相場が大きく動くような相場)の場合、ポジションを持ちすぎると痛い目に合うことが多いです。

その分、安全資産に資金が集まる傾向にあるので、CFD取引をしている人は安全資産(ゴールド等)を見ておくといいかもしれません。長期国債利回りも下落傾向なので、ゴールドは上昇トレンドに転換した可能性があります。

次の押し目が来たときにロングを入れると中期的にはいい思いができるかもしれません。

まだだ、俺の勝負はまだ終わってない。
もういい加減天井が来るはず、そうでなくても為替介入が来て俺は助かる。

次回、オレ的ゲーム速報JIN、絶望のその先に

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