含み損抱えすぎてメンタルが死んできた・・・
これを機にちょっとメンタルについて自己分析してみようか。
トレードにおけるメンタルについて
FXに限らずトレードでよく言われるのが、
トレードをするためのメンタルの重要性
です。
耳にタコができるくらいたくさん聞くワードだと思いますし、今初めて聞いた初心者さんは、
「えっ、もしかしてこれから胡散臭い宗教みたいな話でもするの?」
なんて思うかもしれません。
メンタルの話ももちろん大事なことなのですが、それ以上に大切なのは“期待値や優位性の高いトレードをすること”です。
トレードをしようと思っても、正しい知識があることと、それを正しく実行するスキルがあることとは全くの別ものです。
スポーツと置き換えると、とてもわかりやすいと思います。
まず、必要なのは基礎的な技術です。
バットの振り方を知らずにメンタルを鍛えたところでいい成果は得られません。
基礎技術のない人がメンタルをいくら鍛えても成果につながらないのは投資や投機の世界でも同じことなのです。
トレードにおいての基礎技術にあたるのが、“優位性の高いところでのエントリー”です。
そのために、トレードの基礎知識としてインジケーターの使い方やテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析などの基礎知識が必要になってくるわけです。
そのうえで、メンタルは土台になり得るので、基礎知識から覚えてからメンタルを鍛えていきましょう!
損切りの大切さ
“損小利大”がトレードにおいて相場に勝つコツだということをよく聞くと思います。
トレードで勝っている人は“損切りを確実にできる人”。
勝つ方法は千差万別・十人十色ですが、勝ちトレーダーに共通して言えるのが“損切りをしっかりと行える人”なのです。
まぁ、それは僕を見ていただけると分かると思いますが・・・
損切りってなんでこんなにできないもんかねぇ・・・ははは・・・
メンタルの不思議!プロスペクト理論
プロスペクト理論とは、不確実性下における人間の意思決定モデルの一つです。
プロスペクトという言葉は“予想・期待”という意味です。
自分の選択の結果に得る利益や損失、確率が既知の状況において、人がどのような意思決定を行うかをモデル化したものです。
プロスペクト理論の種類
この理論には種類があります。それぞれ解説していきます。
リスク回避型
たとえば、以下の2つの選択肢がある場合にどちらを選択しますか?
- 確実に10万円もらえる
- コインを投げて表がでたら30万円もらえる
ただし、裏が出たらお金はもらえない
この場合、ほとんどの人は1を選択すると思います。
しかし合理的に考えれば、2を選択する方が高い利益を得られます。
1では10万円が利益になる一方、2は2分の1の確率で30万円が得られるからです。
つまり、2の方が高い利益を得られる可能性があります。しかし、人は往々にして、このような合理的な判断ができません。
1円ももらえないリスクを避ける。これが“リスク回避型”と呼ばれるものです。
損失回避型
たとえば、以下の2つの選択肢がある場合にどちらを選択しますか?
- 確実に10万円没取される
- コインを投げて表がでたら30万円没取される
ただし、裏が出たら没取されない
この場合はほとんどの人が2を選んでしまうようです。
これも確率的にいえば、2の方が損失の期待値が高くなってしまうので、本来であれば1を選ぶ方が合理的といえるでしょう。
損失の期待値を考えると、1が10万円で、2は30万を2分の1の確率で没収されるため、2を選択すると損失が大きくなってしまう可能性があります。
しかし、人間は“確実に損失を出す”という状況を回避しようとします。これが“損失回避型”と呼ばれるものです。
つまり、これをトレードに置きかえると
人間は利益を早く確定したがり、損失を回避する傾向があるのです
損をしないことに囚われるな!
トレードは利益を生むためにやるものです。
先ほどのプロスペクト理論で述べた通り、人間は損失回避傾向があって、一度含み損を抱えるとトレードの目的が“損をしない事”に変わります。
トレードで勝ち続けていくためには、自己規律と本能に立ち向かう強さが必要です。
損失を確定させたくないからこそ、ずるずると負けポジションを引っ張ってしまうのは痛いほどよく分かります。
ですが、負けは負けです。
割り切ってうまく付き合っていきましょう。
メンタルとの勝負ってよく言われるのは、人間の損失回避傾向があるからなんだよね
利益を早くしたがって、損失を先延ばしにするなんて、なんだかとても聞いたことある話ですね
オメーの事だよ
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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