複利という言葉を目にしたことはあるでしょうか。
株式投資だけでなく資産運用全般で幅広く使われている言葉です。
資産運用や株の長期投資に興味があるなら、必ず覚えておきましょう。
かの有名な世界一の投資家と名高い、ウォーレン・バフェットも複利運用の力で今の資産を築き上げています。
そこで今回は、複利についてや複利運用をした場合どのように資産が増えていくのか?など網羅的にまとめてみました。
ぜひこの記事で複利についてしっかりと学び、将来のための資産を築き上げてみてください!
今回は複利について徹底解説!
資産運用や株の長期投資に挑戦すなら必須の知識だお!
君もこの記事をよんで複利運用マスターを目指すのだ!
複利について
複利とは、金利の計算方法の一つです。
投資や資産運用で得た利息をもともとの元本に足し、その合わさった元本でいくら得られるかを計算する方法なんですね。
全然イメージがわかない方も多いと思うので、例を用いて解説します。
たとえば100万円を元手に年利5%の運用を始めたとします。
翌年には100万円の5%である5万円が元本に追加され、105万円の資産に。
その105万をそのまま運用した場合、次の年には110万2500円となります。
本来の元本である100万円で2年間運用した場合の利子は10万円ですが、1年目の利子を足した105万円で運用すると追加で2500円が得られるんですね。
この5万円に対する利子である2500円が複利ということです。
このように利子を元金に組み入れて計算することで利子がつくことを複利といいます。
雪だるま方式といった表現もされるので、ぜひ覚えておきましょう。
単利について
複利は利子に利子がつくこと、と解説しましたが元手に対して得た利子を元本に足さずに、そのままの元本のみで運用する方法もあります。
そういった方法を単利運用といい、複利運用と比較されることが多いです。
単利運用をした場合のイメージがこちら。
100万円を元手に年利5%の運用をするとします。
1年後には5万円の利子を得て、2年目も5万円と変わらずの利子です。
つまり毎年元手×年利の利子のみを継続的に蓄えていくといった考え方なんですね。
毎年同じ利子のみで資産を増やすというよりは、固定の資産で安定的に収入を得たい方向けかもしれません。
万が一の事態が起これば、利子を合わせて運用している複利運用の方が損害が大きくなってしまいますからね…。
では具体的に複利運用と単利運用を比較したら、将来的にどれくらいの差が生まれるのでしょうか?
単利運用はわかりやすいけど、複利運用はどうなるの?
そんなアナタに単利と複利を比較してみたので次を読んでくれ!
複利運用と単利運用を比較してみた
先ほどと同じく100万円を年利5%で運用し続けたとします。
単利運用は毎年5万円を得続けるイメージです。
複利運用をした場合はどのようになっていくのでしょうか?
1年目の利子は5万円なので105万円で単利運用と結果は変わりません。
まずは100万円を年利5%で5年、10年、20年と複利運用した場合の結果をみていきましょう。
- 5年目:127万6282円
- 10年目:162万8895円
- 20年目:265万3298円
では同じく単利運用をした場合の結果がこちら。
- 5年目:125万円
- 10年目:150万円
- 20年目:200万円
5年目を比較すると約2万円と微々たる差ですが、10年目には約12万円、20年目には約65万円もの差がつくことがわかります。
これだけの差を生み出すのが複利運用の恐ろしいところ。
長期的に資産を増やしたい方は意識するべき単利と複利!ご理解いただけましたか?
複利運用をした場合の計算方法についてもご紹介します。
複利運用ってスゲーじゃん!
20年後には60万以上も差がついてるお!
元本に利子を足していく方法だから、万が一の場合は損失がデカいからな。
その辺もしっかり考えて投資先を選んでいくんだぞ。
複利の計算方法
これから資産運用や株の長期投資をする方はは必ず覚えておきましょう。
将来の資産イメージを膨らませたほうが気持ちも高まりますからね!
先ほどの100万円で年利5%の例を用いて紹介します。
1000000 (元手) × 年利5% (1 + 0.05) = 1050000 (1年目)
実際に電卓を使った計算手順を紹介するとこんな感じです。
- 1000000 (資産) × 1.05 (年利5%)
- = を1回押すと1年目の結果である1050000が表示される
- = をもう一度押せば2年目、3回押せば3年目の結果になる
このように資産に対して年利(1+0.05)を掛け算をし、=を押した回数分の将来の結果がわかるのでお試しあれ。
世界一の投資家の名言から学ぶ
ここからは世界一の投資家と名高いウォーレン・バフェットの名言をご紹介します。
まずはじめにご紹介したいのがこちら。
喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。
最低でも10年保有できない株なら買うな!ということですね。
複利運用が本領発揮するタイミングを考えると理解できるでしょう。
他にもこんなことを言っています。
株の理想の保有期間は“永遠”だ。
実際にウォーレン・バフェットは本当にいいと思った企業を買収しています。
複利運用をするなら、その企業が10年、20年たった時も活躍し続ける企業なのかを見極めることが重要です。
世界一の投資家までいかなくとも、多くの資産を築き上げたいと思うなら、目先の利益にとらわれずに長期目線で株(企業)の選択をしていきましょう!
うーむ、最低10年保有を考えて株を買え、とな。
10年後もそのセクターのサービスや商品が存在するか、盛り上がっているか?を考えながら銘柄選定をしていきたいンゴね
まとめ
今回は複利や単利についてご紹介しました。
万が一の事態が起こった場合、リスクが大きい複利運用ですが長期投資をするならチャレンジしたいところ。
ウォーレン・バフェットの名言からもわかるよう、10年、20年後でも大丈夫だと思える企業を見極めることが大切です。
ぜひ複利運用を利用して、資産を何倍にも膨らませてみてはいかがでしょうか!
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